ねずみのティモシー

 ねずみのティモシーは発明家。妻のために料理の機械を作ったのが始まりで、次々と発明を続け、ねずみ達の生活は何もかも機械化。便利にはなったが、ねずみ達は機械に振り回され、家族で生活を楽しむ時間もなくなってしまう。
 ティモシーの子ども達も、お父さんと遊べなくてみんな不機嫌。そんなある日、ティモシーが拾った子猫がきっかけで、楽しい暮らしが戻った。
 現代の人間社会をねずみの生活に置き換えて、子どもにも「何が一番大切か」が理解できるように、話が進められている。ねずみ達の表情が、たまらなく可愛い。

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