道端で生ゴミを漁るカラス達の戦闘的な顔を思い出しながら読むとまるで違っている。
なんとも微笑ましいカラスのエイブラハム·カー夫妻、おいぼれ蛇のガラガラどんに毎日卵を盗まれて頭にきた。蛇の穴に入って退治するのはどうも苦手なエイブラハムは、ふくろうのホーおじさんに相談して石のように固い卵を...。
『ガザに盲いて』の、あのハクスリーが、姪のために語ったというこのお話、机上で書かれた物語とはひとあじ違ったぬくもりが感じられる。
月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。
道端で生ゴミを漁るカラス達の戦闘的な顔を思い出しながら読むとまるで違っている。
なんとも微笑ましいカラスのエイブラハム·カー夫妻、おいぼれ蛇のガラガラどんに毎日卵を盗まれて頭にきた。蛇の穴に入って退治するのはどうも苦手なエイブラハムは、ふくろうのホーおじさんに相談して石のように固い卵を...。
『ガザに盲いて』の、あのハクスリーが、姪のために語ったというこのお話、机上で書かれた物語とはひとあじ違ったぬくもりが感じられる。