子猫ならキティ、子犬ならドギィと子ども達が呼ぶように、子熊のことをテディというのだと思いたくなるほど、今ではポピュラーな呼び名だが、テディ・ベアとは、正しくはぬいぐるみの、しかも、特定のキャラクターだったということが、やっとはっきりした。
これは副題の通り"大統領の名前をもらった子ぐまの話"で、ルーズベルト大統領がどうやって子熊と出会い、どうしてそれがぬいぐるみになったか、が語られている。
それにしても各国のトップは、いつでも童話の主人公になれるような、正義感にあふれた人物であってほしい。