ウインロックの村人達は、一本の川を挟んで、一見のどかそうな毎日を送っていたが、実は、寄ると触るとケンカが絶えず、何ともにぎやかな生活だった。
ある大嵐の晩、橋が流れ、川の両側の村人達をつないでいた、たった一つのつながりが切れてしまった。
村人は「これで、けんかがなくなる」とばかり橋を直さなかった。ところが......。
リズミカルな文章と、シンプルでぬくもりのある絵が、幼い読者の心をとらえ、何度も読み返したくなる。
月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。
ウインロックの村人達は、一本の川を挟んで、一見のどかそうな毎日を送っていたが、実は、寄ると触るとケンカが絶えず、何ともにぎやかな生活だった。
ある大嵐の晩、橋が流れ、川の両側の村人達をつないでいた、たった一つのつながりが切れてしまった。
村人は「これで、けんかがなくなる」とばかり橋を直さなかった。ところが......。
リズミカルな文章と、シンプルでぬくもりのある絵が、幼い読者の心をとらえ、何度も読み返したくなる。