ある朝、かばくんが散歩に出てみると、原っぱ中が臭くてたまらない。
「くさいのどこだ、くさいのどこだ」と、みんなで捜しまわると原っぱのまん中に、ばんばんばん、と、大きな大きなう。ん·ち。
子どもにとってうんちは毎日おつき合いする親しみのある存在。大きさも、色も、形も違う うんちの比べっこときては、夢中にならずにはいられない。
とかく、うんちやおしっこの話をしたがる年ごろの子どもに「いけません」を連発するよりは、こんな楽しい絵本を与えて知らん顔で読んでやるのも一案。
くれぐれも、おかあさんがいっしょになって「うんちうんち」と騒がないように。