どこかに行くのを嫌がっているわにさん。どこかに行くのを嫌がっている歯医者さん。でも、どちらも、どうしても行かなければならないところ。
歯医者さんの診察室で出会ったら、お互いにどきっ!!それからが大変......。
たった十四種類のことばしか出てこないのだが、その一つ一つを、わにさんと歯医者さんとが、違う立場で口にするところが、大人にとっても子どもにとっても、とても興味深い。
この本を読んだ子ども達はきっと歯医者さんを嫌がらなくなり、歯を良く磨くようになって、やがては歯医者さんに来なくなることだろう。
世界中の歯医者さんの診察室に置いてほしい本。