おなかがすいたブタのブタヤマさんが、キャベツくんに「おまえを食べる!」と言うと、キャベツくんが、「ぼくを食べると、キャベツになるよ!」と答える。すると空に、大きなキャベツになったブタヤマさんの姿が浮かびあがる。
ヘビがきみを食べたら?タヌキが食べたら?ゾウが食べたら?ノミが食べたら?とブタヤマさんが聞くたびに、空にその姿をしたキャベツが浮かびあがる、という発想は、映像時代ならではの感がある。
おなかをすかせているブタヤマさんがかわいそうになって「おいしいレストランがあるから、なにかごちそうしてあげるよ」というキャベツくんの優しさがうれしい。