おばあさんが子ども達に語る「果てなし話」。いつまでも繰り返していたくなる調子の良さと、ことば自体のおもしろさ、「十年と九十三日」などと終わるのも、語られる話ならではの楽しさである。絵も良い。日本の自然がはっとする美しさで描かれている。
月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。
おばあさんが子ども達に語る「果てなし話」。いつまでも繰り返していたくなる調子の良さと、ことば自体のおもしろさ、「十年と九十三日」などと終わるのも、語られる話ならではの楽しさである。絵も良い。日本の自然がはっとする美しさで描かれている。