自殺、登校拒否、家庭内暴力、拒食症など、中学生から高校生にかけての子どもの悩みは尽きない。こういった大きな問題から、初潮、自慰、便秘と言った身近な事柄まで、思春期内科として一貫した視点でとらえ、その症状と対応について医学的に冷静に述べられている。
読み物としてとらえると中学生には多少難しいが、自分の悩みの項を拾い読みするだけでも十分役に立つことだろう。親や先生にはぜひ一読を薦めたい。思春期の子を持つ家庭に、さりげなく備えておきたい1冊である。
月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。
自殺、登校拒否、家庭内暴力、拒食症など、中学生から高校生にかけての子どもの悩みは尽きない。こういった大きな問題から、初潮、自慰、便秘と言った身近な事柄まで、思春期内科として一貫した視点でとらえ、その症状と対応について医学的に冷静に述べられている。
読み物としてとらえると中学生には多少難しいが、自分の悩みの項を拾い読みするだけでも十分役に立つことだろう。親や先生にはぜひ一読を薦めたい。思春期の子を持つ家庭に、さりげなく備えておきたい1冊である。