この本は一九八二年にケイト・グリーナウェイ賞を受けた。その年、幸運にも作者自身による読み聞かせを聞くことができたのだが、どの頁もリズミカルに韻を踏んでいて、楽しくてたまらなかった。
片方しか靴をはいていないマグノリアおじさんの他愛ない詩で、韻の面白さで読ませるような本なので、日本語訳は無理かと思っていたのだが、谷川俊太郎は見事に訳している。
月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。
この本は一九八二年にケイト・グリーナウェイ賞を受けた。その年、幸運にも作者自身による読み聞かせを聞くことができたのだが、どの頁もリズミカルに韻を踏んでいて、楽しくてたまらなかった。
片方しか靴をはいていないマグノリアおじさんの他愛ない詩で、韻の面白さで読ませるような本なので、日本語訳は無理かと思っていたのだが、谷川俊太郎は見事に訳している。